メゾネットリノベーション(玄関)
2016年 03月 31日
玄関の段差をリノベーション前と同じ3cmとする計画です。
前の上り框は天然石が敷かれていてなかなかの風格がありました。
今計画では水目桜を上り框としました。
足のひんやり感は薄まり、ミズメの美しい木目が玄関に品格を与えます。
フローリングは無垢材の東濃ヒノキを基準階と上階に張ります。
岐阜県の裏木曽を中心に産出される銘木で
木曽五木の一つに数えられます。
すっとしていてとにかく美しい。ヒノキ特有の香りも強いです。
壁に立てかけてあるのは、吹抜けの天井に張る吉野杉の白太です。
二重床には竹村工業のジャストフロアー(ヒノキを固めた木毛セメント板)を使用し、
フローリングにヒノキを張っていくと、現場の空気がさらに清々しいものになってきます。
居心地の良い現場。田中工務店の現場はどこでもそうですが。
良い状態のフローリングは精度が高いため、
施工がしやすいと小川棟梁。
全ての現場に使ったらと棟梁は言いますが、
結構なお値段です。
それくらい、良いものです。