最近我が工事部には現場監督の二人がipadやクラウドストレージを導入するなど、新しい風が吹いています。
(ようやく時代に追いついたか?)
今まで持ち運びに苦労したり、事務所に戻らないと確認できなかった大量の資料がいつでも手元にあるため非常に便利で、お施主さんとの打ち合わせでも施工例やカタログをさっとお見せできるのでイメージしてもらいやすいかと思います。
というわけで、他にも何かおもしろいことはないかと最近試しているのが現場での記録の取り方です。
今まではスケッチや写真がすべてでしたが、最近はそれに動画を加えてみました。
先日、OMソーラーの補助暖房である加温ボックスを交換した際の話。
加温ボックス交換後にボイラーの通水、燃焼の過程を動画で記録しました。
残念ながら動画の貼り付け方がわからないのでキャプチャー画像ですが、ブログで公開できるクオリティでもないので良しとします。
加温ボックス交換後、通水。時間経過とボイラーが燃焼し始める様子。
中のタンクに通水、宅内の銅管にお湯が送り込まれていく様子が見て取れます。
床下に移動し、水道屋さんが接続部の漏水がないか確認している様子。
動画では「銅管、あったかい湯きてますかー?」「んーそうだねー。。。あっつ!」なんていう撮れ高のあるナイスリアクション。写真じゃ温度まで伝わりませんからね。どういう状況なのかも動画を撮りながらしゃべって記録します。お施主さんも見せ、納得・安心していただけたかと思います。
他にもウッドデッキの改修の依頼を頂いた現場では撮影しながら寸法取り。幅や高さ、ピッチなど寸法をしゃべりながら記録するので早いし正確です。実際の工事をする場合の解体の手順やどこから搬出をするか、どこで材料を加工するのか、といった打ち合わせの様子を動画に記録できます。
と、こういった内容をただの記録ではなくipadを使った大きな画面で設計や職人と共有できるのはなかなか良いのでは、というお話でした。